休日の予定に困ったらここだ!子供も大人も満足できる「TEPIA・先端技術館」がかなりアツい!

東京都港区にあるTEPIA・先端技術館は、たくさんの最先端技術が展示されている、子供も大人も楽しい施設です。しかも無料!
※この記事は2017年時点の記事です。

無料。またの名をタダ。
タダほど怖いものは無いと言いますが、僕は大好きです。あらゆる料金体系の中でぶっちぎりで好きです。
週末に家族で青山の方に出かける用事ができたので、ついでに(無料で)遊べるとこを調べてみると、「TEPIA・先端技術館」なる施設が見つかりました。
即決!!

右に秩父宮ラグビー場、左に神宮球場、真ん中にTEPIA。
野球とラグビーの聖地に挟まれる形で、そびえ立っているではありませんか!
「スポーツの中心で科学を叫ぶ」
TEPIAのそんな主張が見え隠れします。

この日はラグビーの代表戦あり、ヤクルトの試合もありで、外苑西通りはごった返していたんですが、先端技術館の中は思いのほか空いていました。

いざ先端技術の世界へ!

入館するや否や「顔センシング技術」というもので、こちらの年齢を計測してきます。
僕は今年36歳になりましたが、常日頃から筋力トレーニングとメンタルヘルスケアに取り組んでいるので、24歳という分析はあながち間違っていません。なかなかの制度を持った技術と言えます。

入口付近に展示されている、アザラシ型メンタルコミットロボットの「パロ」くん。
アザラシに対して首元をスリスリするのが適切かどうかわかりませんでしたが、とりあえず犬の要領でやってみると、クーンっていって気持ち良さそうに目を閉じました。確かに癒される!

パロ君の隣には、何やら鳥のようなロボット。
ボタンを押すと、何とも言えない奇妙な動きのデモンストレーションを数秒繰り広げたあと、目の前のシャーペンにものすごいスピードで芯を入れます。

これは凄い精度!
何回繰り返しても、0.5mmを外さないってのは凄い。
その凄い技術を見せてくれたあとは、また数秒間、鳥のように首をクイクイするデモンストレーションをして静止しました。
どちらかというと、シャーペンの芯よりもデモンストレーションの方が印象に残るよ…

この黄色い彼は、こちらの語りかけ(定型文)に対して、リアクションをしてくれるロボット。
いわばiPhoneのsiriのようなロボットですね。
wi-fiでネットと通信をしていて、天気情報や時間などをリアルタイムに取得しているようです。

彼がニュースを読み上げている最中に「もういいよお疲れ」って感じで右肩or左肩に手を置くと、センサーが作動してそのニュースの読み上げを中断するという、侘び寂び的な機能付き!
なんか急に人間ぽい!

我々の生活をサポートしてくれる先端技術の数々!

この施設には、様々な会社の研究技術がたくさん展示されています。
その展示品や、開発者の思いが書かれた説明パネルを見ていると、何やら胸が熱くなってきます。
この科学技術が、私たちの生活を豊かにしてくれるんだなあと。
普段平々凡々と暮らしている私たちは、知らず知らず科学技術の恩恵を受けているのです。
ありがとう!これからも受け続けます!

臓器や骨など、体のパーツを可視化した3D技術。
上部の穴から触れることができるらしく、煮こごりみたいな色味や質感にちょっとビビっていたんですが、普通に固かったので一安心です。
そして側にいた息子に「これ超プルプルだから触ってみ〜」と促して、息子が恐る恐る触ったあとの、あの冷めた目を僕は一生忘れません。

クモの糸の主成分(フィブロイン)をベースとするバイオ素材、その名も「QUMONOS」!英語で言うとそれっぽい!
この素材はクモの糸のようにタフなだけでなく、石油に依存すること無く生産できるので、環境への負担が少ないということで注目されているそうです。

「縦なのか横なのか…それが問題だよね…」

と、いきなりハムレットのような台詞を息子が絞り出したので、なんで?と聞いてみると、

「だってクモの巣の横の糸はネバネバしてんだよ!そんなの着れないじゃん!」

だって。なんて子供的な視点!!
こういう純粋な感覚を取り戻したい!
お父さん的な視点では、ドレスの右か左にスリットを入れられなかったのかな…と感じました!

ボールペンでおなじみの衝撃吸収ゲル。
厚さ2cmのゲルが衝撃を吸収するので、上から生卵も落としても割れないそうです。
ちなみに何メートル上から落としても割れないと思いますか?
ビル6階相当の18メートルですって!
絶対噓ですよね!絶対割れますよね!

試したい衝動に駆られましたが、サンプルで生卵はなかったので、置いてあったボールで試してみることにしました。
確かにバウンドすらせず、ドスって感じで衝撃が吸収されます。
こうなると、意地でもバウンドさせたくなってきてしまい、上から手首のスナップをきかせてちょっと強めに投げてみましたが、結局バウンドさせることはできず。
何回かやったところで、周囲の視線が気になったので終了(笑)

これも感動した技術の一つ。
「ピエゾ素子の振動をフィルムで増幅させて」という、説明を読んでも全く理解できない仕組みで音を出しているそうです。
写真だとどれぐらいの大きさかわかりづらいですが、おおよそ電車の切符ぐらいの大きさですかね。
部屋の壁に貼った広末涼子さんのポスターから「Majiでkoi する5秒前」が流れてくるという、アラフォー男子(僕)の夢が叶いそうです!

目を見張るような技術をアピールする展示ブースが並んでいるなか、モニターだけがぽつねんと置かれているブースを発見。
その潔い佇まいに惹かれて近づいてみると…

プロ野球に関しての膨大なデータを収集して、それをもとに勝敗予想をするプログラムらしいです。

これはそもそも技術なのか?!
予想的中率が51.5%ってのはどうなんだ?!
俺でも頑張れば作れそうなんだが?!

そういった邪念が頭を駆け巡りましたが、ちゃんと調べてみると、単純に打撃や投球の結果だけでなく、球場に設置された専用カメラで打球の角度なども分析しているとか。
ちゃんと考えると、51.5%ってのもけっこう高い的中率なんじゃないかなと思えてきました。

HONDAが提唱する、未来の水素社会の仕組みを説明してくれるジオラマ。
左上の小便小僧が、子供の可愛らしい声で水素のエネルギー供給を説明してくれます。
こんな仕組みがもう実現できそうなレベルまで来てるんだなあと、しみじみ。
ガソリンで動く車の方が珍しい時代が来るんでしょうか。

日本は国土が狭くエネルギーの確保が難しいので、ほとんどのエネルギーを外国からの輸入に頼っているそうです。自給率はなんと6%!(マジかよ!)
だからこそバイオマスなどの新しいエネルギー源の開発や、エネルギーを貯めて効率よく共有するための技術開発が不可欠なんですね。
普段平々凡々と暮らしている僕たちは、知らず知らず科学技術の恩恵を受けているのです。
ありがとう!これからも受け続けます!

未来のくらしエリアへ突入!

未来のくらしエリアは、高度な技術をより「体感」できるブースがたくさん設置されています。
子供たちはこのエリアがきっと一番気に入るはず!

これはカメラに向けてポーズをしたら、それが漫画のコマに組み込まれていくという技術のブース。
何も考えずにブース内に入ってしまったのですが、いざ始まってみると、自分の子供たちや、その他のお客さんの視線を一身に浴びることになり、けっこう死にたくなります。

モジモジしてなんとかやりすごすか、それとも吹っ切れてキレキレのポージングを取るか、子供たちの期待を背負ったパパとしては、二者択一を迫られる瞬間です。

約2分間の撮影の間のことは、あまり覚えていません。

DNPさん提供のバーチャルフィッティングブースは、次女が体験。
着用したパーカーの色を、着替えること無くカラーチェンジできるという技術です。
個人的には、服よりも大きくて陳列できない商品、例えば車なんかでいろんなカラーを見てみたいときなどに活用できるのでは?と感じました。

あいにくこの日は受付が終了してしまっていましたが、ワークショップのエリアでは、ロボットを作ってみたり、科学に関する様々なワークショップが毎日開催されています。
科学技術を一通り見たあとは、最後に自分の手を動かす。子供たちに科学の楽しさを教えるには、とてもよい構成だと思います。

TEPIA・先端技術館はハンパなかった!

この他にも紹介できなかった展示がたくさんあり、そのどれもが高い技術力を示すものでした。
「我々の生活にどのように活かされるか」という点が、とてもわかりやすく説明されており、子供はもちろん、大人でも感動できる施設です。
2Fにはロボットを実際に動かしてみるエリアや、科学関連の映画を上映するシアターもあり、くまなく巡れば「無料」で半日は遊べる、とても素晴らしい施設です。

展示ブースの出口には、タブレットが置いてあり、
子供たちが感想や要望をかけるようになっています。

「早く歩ける靴が欲しい!」
「人の考えていることがわかる機械が欲しい!」
「喧嘩を止めさせるロボットが欲しい!」

そのどれもが希望に満ちあふれたメッセージなので、壁に次々と浮かびあがる子供たちのアイデアに、自然と顔がほころびます。

左上の三文字にこめられたメッセージ。
科学と深く触れ合った直後にも関わらず、どこまでも本能的な子供の無邪気さに、感動を禁じ得ませんでした。

とにかく次の週末、子供とどこに出かけるか悩んでいる方は、是非「TEPIA・先端技術館」で科学技術と触れ合ってきて下さい!私が保証します!

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