ストロングマシン2号さん親子インタビュー!絶対的な安心感のもとで自由に学べたことはとても幸せ

ランドセルを背負ってキレキレのダンスを披露する小学生、ストロングマシン2号さんは今年二十歳になりました。2号さんの近況と今後のビジョン、またお父さんである1号さんとの親子の絆について、貴重なお話を伺ってきました!

ダンスを始めたのは父の影響

–ダンスはいつ頃から始められたんですか?

2号:ダンスは5歳ぐらいから始めました。
最初はスクールでヒップホップを習っていて、今のジャンルのダンスを始めたのは3年生のときですね。
父(ストロングマシン1号)の方は昔からダンスが好きだったんですが、父が若い頃はスクールの数も少なく、修行などであまりダンスをする時間が取れず、ある程度の年齢になってから本格的に初めてみても、やはり若い頃の感覚ではできなかったみたいで。

1号:空手をやってるんで体力はあるんですが、頭の方がね(笑)振りが覚えられなくて。

2号:最初はバレエがやりたかったんですよ。
従姉妹がバレエを習っていたので、その影響でバレエを習わせてほしいと父に頼んでみると、「空手で緑帯になったら」というので、頑張って緑帯になったんです。
ですがいざとなると「バレエよりダンスのほうがいいんじゃないか?」って言われまして(笑)
え〜……っていう感じでダンスを始めました。
ダンスを始めたのは父の影響ですね。

–1号さんが2号さんに教えたのではなく、一緒に練習をしたんですね。

2号:そうです。同期なんです(笑)
ダンスは今でも、その時と同じ先生に習っているんですが、その先生から地元のコンテストへの参加を勧められて、じゃあ二人で一緒にやってみようってことで付けた名前が「ストロングマシン1号・2号」で。
その初めてのコンテストで特別賞をもらったんですよ。そこから私はキッズのコンテストに一人で出たり、父と二人で他のコンテストに出たりしましたね。

–いま取材をさせていただいている場所は立派な道場ですが、ダンスも空手もここで練習されたんですか?

2号:はい。空手は父が先生だったので、ここで稽古をしましたし、ダンスも先生に来ていただいてここで父と二人で練習しました。
その他には英会話と習字をしていたんですが、学校がちょっと遠かったので、学校から帰ってきたら練習や勉強をして、すぐ寝て、みたいな感じでしたね。

[写真] 1号さんは現在も、この道場で子供たちに空手とダンスの指導をしています。

–POLYSICSの「i my me mine」のダンスがとても衝撃的でした!

2号:あれは…4年生だったか5年生だったか。
ちょっと忘れちゃいまいしたが、私が一人で出ていたコンテストの映像を、PVの監督さんが見てくれていて、オファーをもらいました。
私が小さい頃は、一人でコンテストに出るってことが珍しかったみたいで、目に留めて頂いたようです。
今ではソロのコンテストもたくさんありますよね。

道場の玄関には、あのランドセルを背負った女の子のレコードが!
最近では太陽生命のCMに出演されるなど、ストロングマシン2号は、二十歳になった今でも活躍中!

太陽生命CM 働けなくなったときの保険/日めくり篇 – YouTube

子供インタビューコーナー!

–私も週に三回ダンスのレッスンをしていますが、ストロングマシン2号さんはどこの教室で習っていたんですか?

2号:最初は家から車で10分ぐらいのダンス教室に通って、同じぐらいの歳の子供たちと、鬼ごっこみたいなことをして遊ぶことから始まりましたね。
少し大きくなってからは、両親に車で1時間ぐらいのスクールまで送ってもらって、年上の子たちと一緒にヒップホップを練習しました。
5人ぐらいでチームを組んで、ヒップホップのコンテストにも出場しましたよ。
ちょうどその頃、今の先生と知り合ってからは、先生にうちまで来てもらって、今のジャンル(ポッピングダンス)を練習するようになりました。

–どうしてダンスをはじめたんですか?

2号:父に勧められたというのが大きな理由ですが、やっぱり私も、やりたくなかったらやっていなかったと思います。

1号:お父さんにダマされてはじめたんだよ。

2号:そうそう(笑)
悪く言うとお父さんにダマされて始めました。よく言えば「後押し」してもらったってことになるのかな。
お父さんにダンスを勧められなかったら、従姉妹がやっていたバレエをしていたかもしれないし、全く違う何かをしていたかもしれないですよね。
小さい頃はダンスの練習が楽しくて、コンテストで結果が出るともっと楽しかったです。
今のダンスは、人間ぽくない動きを追求していくジャンルなので、みんなが「おっ!」って驚いた反応がとても楽しいですね。

–どうしたらダンスは上手くなりますか?

2号:とにかく楽しむことだと思います!
キッズたちが、厳しいレッスンを半泣きの表情でやっているのを見ると、うう…ってこっちが辛くなってしまいますし、ダンスが好きで楽しくやっていたのに、嫌いになってやめてしまった同世代もたくさん知っています。
やっぱり勿体無いし、かわいそうだし、
上達することはもちろん大事ですが、とにかく楽しんでやることが、ダンスを長く続けられることだと思います。

–尊敬している人はいますか?

2号:尊敬している人はたくさんいるんですが、身近なところでいえば、やっぱり両親を尊敬しています。
お寺の仕事をしながら自分がやりたいことも実現していますし、今はこの道場で子供たちにダンスも教えているんですね。
自分が楽しむだけじゃなくて、たくさんの人で共有しようという考えは、実はお寺の仕事にも通じるところがあって、そういったことを体現している父は、やはりすごいなあと。

1号:今いいこと言ったねー。

2号:いいこと言ったね私(笑)
また、そんな父を全面的にサポートしている母も尊敬していますし、気遣いの部分もしっかり学んで、母みたいな女性になりたいなと思っています。
ダンスに関しては、それこそ上手な人がたくさんいますが、そのジャンルで一番上手な人よりも、私より年下だろうがキラキラした表情で楽しく踊っている人たちを見て、「やっぱり大事なのはこういうことだよな!」と、その感性に憧れます。
ユアンちゃんも、楽しさを忘れずダンスを続けてください!

最後は子供インタビュアーのユアンちゃんと決めポーズ!
終始メモを取りながら、一生懸命質問するユアンちゃんに対して、真剣に答えてくれた1号さんと2号さん。ありがとうございました!
インタビューは後半に続きます。

絶対的な安心感のもとで自由にやれた

小さい頃からダンス以外にも学ばれていますが、それは活かされていますか?

2号:そう思います。
英会話も習字も空手も、ダンスとは表面的につながってるように見えなくても、精神的に私を支えてくれていると思います。空手で学んだ礼儀や道徳も、とても力になっていると感じますね。

1号:私が若かった頃に「やっとけばよかった」ということを勧めてみたんですが、2号はそれを楽しんでやっていました。もう今は全部私を超えちゃったよな(笑)

2号:そんなことはないけど(笑)
空手は超えようがないですしね。
ただ英会話も習字も好きなので、小さい頃から今までずっと続けています。

–今回の子供インタビュアーのユアンちゃんは9歳なんですが、その年頃の2号さんは1号さんのことをどう思っていましたか?

2号:もう10年前の感情なんで覚えていないんですけど…(笑)
昔も今も、父と母は私に対して理解がありますし、好きなことを伸び伸びとさせてくれましたね。
私がやりたいことを応援してくれて、「勉強しなさい!」とか「もっと練習しなさい!」というのはあまり言われず、どちらかといえば「今日は休めば?」って言ってくれるような両親でした。
親からのプレッシャーを感じずに、好きなことをやれたっていうのが、いろんなことを同時に学べた理由の一つだと思います。
また移動手段にしてもお金にしても、子供は親の支えなしに学ぶことはできないですが、その部分も全面的にバックアップをしてもらい、絶対的な安心感のもとで自由にやれたというのは、とても幸せだったなと。

1号: 空手を一番嫌がっていたよね。

2号:そう、大きくなるまではね(笑)
大きくなるまでは、空手が楽しいと思うことは少なかったです。
父が先生なので、空手の稽古が終わっても常に家の中に先生がいる状態で。空手をやめるという選択肢すらなかったというか(笑)
普段は優しい父ですが、空手の稽古のときは厳しかったです。完全に師弟の関係でしたね。
泣きながら練習したこともありましたが、稽古と日常生活のメリハリがしっかりしていたので、やめたいと思うことは無かったです。

[写真]空手の試合に挑む2号さん

–1号さんから見て、2号さんはどんな子でしたか?

1号:一人っ子なんでね。やっぱり可愛いですよ。私がやりたかったことを、2号と一緒にやってました。

2号:親子なんですけど、一緒にやっているライバルというか。お互い切磋琢磨しながらダンスのことを相談しあったり、共有していることが多いから家庭内でも親子の会話が多かったです。
今も昔も全く変わってないですね、その関係性は。

–最後に2号さんの近況と、今後のビジョンについてお聞かせいただけますか?

2号:いまはここ(群馬県桐生市)から、都内の大学に通っています。
距離はありますが、一人暮らしよりは楽かなと。
もともと勉強が好きで、今は大学で哲学や倫理を学んでいるので、今後はお寺に戻ってお寺の仕事をしたいと考えています。
将来お坊さんになったときには、お寺の仕事もそうなんですが、これまで私が学んできたことを全て駆使して、町の活性化にも貢献できたらと考えています。

でも久しぶりにメディアの仕事(太陽生命CM)をしてみると、たくさんの方から喜んでもらって、私自身もとても嬉しかったです!なので今後はメディアやイベントのお仕事も少しずつやっていこうと思っています。

インタビューを終えて

インタビュー全般を通じて、とにかく感じたことは、親子の信頼関係!
厳しさと優しさのメリハリをつけて、小さい頃からたくさんのことを共有してきたお二人が、お互いを信頼していることが強く伝わってきました。
また、我々の質問に対して的確に答えてくれる2号さんからは知性を感じ、そういった人間としての幅が、ダンスを魅力的にしているのだなと再認識することができました。
これからもストロングマシン1号・2号の活躍を、期待しています!

ストロングマシン1号・2号プロフィール

ストロングマシン2号さんのブログ「今日もストロングマシン日和」です。
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