家族で一緒に味噌を手作り!ワークショップ「はじめてのみそづくり」レポート!

毎回多彩なイベントを企画する地域密着ワークショップ『KAWAGUCHIいどばた』。記念すべき20回目の題材は「はじめてのみそづくり」!jiik編集部が取材してきました!

とっても楽しくて美味しい「味噌」づくりイベント!

埼玉県川口市で地域に密着し、ママや子どもたちから大人気を博しているワークショップイベント『 KAWAGUCHIいどばた』は、多種多様な題材のワークショップを定期的に開催し、今回20回目を迎えました。
その題材に選ばれたのは「味噌」づくり!
午前と午後の部、どちらも定員いっぱいの参加者が集まりました。
パパやママの食へのこだわりや、子供に手作り体験をさせてあげたいという思いが伝わってきます。

今回の味噌作りの講師は、昭和10年の創業以来、こうじや甘酒、いりぬかを販売する老舗伊勢惣さん。
伊勢惣の独自の開発により、元来扱いの難しかった生麹は、低温乾燥して広く流通できるようになりました。
今回は同社が昭和53年より販売を開始した「手造り味噌セット」を使います。

講師の待井さん。
丁寧に実践しながら、教えてくれます。

乾燥こうじと、大豆を混ぜ合わせます

まずは乾燥こうじとすり大豆を混ぜ合わせます。
本来は大豆を煮てすり潰す工程が必要なのですが、時間のかかる作業なので、今回は予めすり潰された大豆を使います。

スタッフの方が、上手な混ぜ方を教えてくれます。

夫婦で仲良く共同作業♪

子どもたちも小さな手で一所懸命混ぜています!
硬すぎてパサパサだと発酵熟成が進まず、反対にユルユルだと後で乗せる重石が沈んでしまいます。ちょうどよい硬さに調整するように、煮汁を加水しながら混ぜていきます。
このときにムラなく混ぜることが、美味しい味噌の条件!

さて、次はこれらを仕込み容器に詰め込む工程です。

仕込んだ味噌は6ヶ月後のお楽しみ!

混ぜ合わせたものから空気を抜くように味噌玉を作ります。
この味噌玉を容器に詰めていきます。

味噌玉造りは、とりわけ子どもたちに好評です。泥団子しかり、まん丸にするのって、なんだか楽しいですよね。
この味噌玉を容器の底に投げ入れて圧力をかけながら、隙間がないように詰めていきます。

全体重乗せて、うんしょ、うんしょと味噌の素を詰めていきます。

「ちゃんとできてるかな〜」

表面を平らにして軽く振り塩をして、ラップを貼ったら作業完了!カビ防止のために空気をしっかり抜いて、ラップもピッタリ貼る必要があるので注意しましょう。

重石と押し蓋も重要です!

今回の味噌造り教室は、ここまでの工程で終了ですが、これを自宅で保存するには、押し蓋と重石が必要です。
無くても味噌はできるのですが、重石がない場合、発酵過程で発生するガスが固形物と水分を分離してしまうのです。そうならないように圧力が均等にかからなくてはいけないんですね。

最後に仕込んだ日付を記入できるラベルを貼って終了。冬場の仕込みの場合、食べごろは6ヶ月先になるそうです。
次第にアルコール臭がしてきますが、これは発酵が進んでいる証拠。
先述した固形物と水分の分離を防ぐために、3ヶ月ほど経ったときに、味噌をかき回す「天地返し」をする必要があります。
しかし6ヶ月も待てないですよねー(笑)

ワークショップ終了後、講師をされた伊勢惣さんに、お話を聞いてみました。

購入して試してみよう!

今回の素材提供と講師をされた伊勢惣さんに、味噌造りセット販売の経緯を聞いてみました。

もともとこうじは「生麹」としてしか販売できず、お客さんがお店まで出向いて買うしか手段がありませんでした。
伊勢惣はそんな流通期間の問題を解決すべく、有用微生物の培養、発酵熟成等、特殊な技術を駆使して、低温乾燥することで長期間保存が可能なこうじを開発しました。

20年以上前に販売開始した手造り味噌セットは、販売当初は全く売れなかったそうですが、一般消費者の食への意識が高まり、昨今の手造りブームともあいまって、同社のこうじ製品ともども、ただいま品切れ続出の人気商品に。
担当された待井さんは、大勢の家族に味噌の素晴らしさや造ることの面白さを伝えることができて、とても嬉しいと、屈託のない笑顔でお話ししてくれました。

家族全員で楽しめて、知識を深めて、なおかつ6ヶ月後には美味しいお味噌ができる!
最後は用意された味噌汁と、野菜スティックを食べて、参加者みんなでだんらんタイムもあり、とっても魅力的な味噌造りのワークショップイベントでした。

20回目を迎えたKAWAGUCHIいどばたの、今後の展開にも大いに期待したいと思います!
また自宅で味噌造りをしたい方は、是非チャレンジしてみてください!

ララガーデン川口コミュニケーションルーム&プラザ(JR川口駅西口よりバス6分)にて定期的に開催されている手作りモノづくり系ワークショップです。
伊勢惣の「惣」の字の如く、物造りの根底に充分な心配りを忘れるなということをモットーとして居ります。
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