[連載] ネパール子育便り・第六回「ネパールの日常風景や生活習慣はワイルドすぎる!」

日本の常識では理解できないぐらいワイルドだけど、暖かさで満たされているネパールの日常!今回は写真多めでお届けします!

ネパールで日常的に見られる動物たち!

ネパールの生活スタイルや普段目にするものの中に日本と違うところはたくさんありますが、まずはその一つ「動物」の話。
ネパールでもペットとして犬や猫などを飼います。
ペットフードも食べますが、こっちの犬や猫はマサラたっぷりのいわゆるカレーご飯を食べます。野良犬も多く、道端でよく寝ている姿が見られます。

あとニワトリなどもよく放し飼いされていて、他にも猿、バッファローなんかが常にそこら辺を歩いています(笑)

最近サウナ仲間のおばさんが、朝5時ごろに散歩をしていたら、前から突進してくるバッファローに撥ねられ、病院に運ばれたそうです…こわいこわい。

猿も多く、油断すると食べ物やバッグなんかを取られます。
うちのビビり長男も道を歩く際「おもちゃ持ってたらお猿に取られちゃう?」と聞いては、持ち物を私のバッグにしまうようにしています。

写真:オフィスのベランダにやって来る猿

こっちでは「神様」である牛も、車がビュンビュン走る道路のど真ん中で寝ていたり(笑)。

余談ですが、最近アメリカ土産のビーフジャーキー(牛肉)を久々に食べたら、なんだかすごい悪いことをした気持ちになりました。ヒンドゥー教では牛肉を食べないので。ガンジス河の支流にあたるバグマティ川で身を清めないといけません。(そうするとすべての罪が洗い流されると言われている)

日本ではあんなに牛肉を食べていたのに、習慣の異なる場所にいて、意識が変わるから不思議です。ちなみに牛乳はどうかと言うと、恵みのものとして飲まれます。

上の写真のおじさん、
ゴミ袋を棒に背負って歩いてるのかと思ったら、なんと首を切られたヤギ2匹。。。
ヤギは高級肉のひとつです。
ちなみにこれはカトマンドゥでの話ですが、地方に行くと、村に山から虎が降りて来たり、家で象を飼っているという、想像を超える話も耳にします。ワイルド!

ネパールの子供たちの遊び場事情!

最近うちの子どもたち、実は父親の仕事などで引っ越す可能性があって学校を辞めました。なのでもう1ヶ月半ほど家にいます。
カトマンズには子供が遊ぶ公園などがほとんどなく、子どもたちは空き地のようなところで遊んでいる姿がよく見られます。現地の子は裸足でも、泥んこでもへっちゃらで、本当に元気!

クリケットで遊ぶ子どもたち。
クリケットはネパールでも国民的に大人気のスポーツです!

うちの子どもたちはと言うと、
家で「発明タイム(工作)」「お絵かきタイム」「修行タイム(戦いごっこ)」「ラブラブタイム(母とハグとかする)」など、自分たちで時間を作って遊んでいます。
良くないなぁと思いつつ「iPadタイム」も多いのが現実ですが…
外遊びは、実際危ないのもあり、日本にいた時より意外とさせてあげられていないのが悩みです。

子どもたちとよく行く、ショッピングモールの遊び場。
ひとり1時間200ルピー(約205円)。こっちでは富裕層価格です。
コインで動くタイプの白馬は常に壊れているので手動。ガッコンガッコンいってます(笑)

そしてたまに行くのがここ。カトマンズ唯一の遊園地!
デートに来る若いカップルも多く、子供から大人までたくさんの人で賑わ賑っています。

こども観覧車は一人の従業員が慌てて降ろし、次のグループを乗せるので見ていてハラハラします。

顔に好きなペイントを。
キャラクターひとつで200ルピーだったかな?
しれっとミニーちゃんがいます(笑)

乗り物一つ30ルピー(約31円)ぐらいで乗れるのですが、おもしろいのが、だいたい

「もういいです。止めてください」

と言うまで回してくれるところです。 融通めっちゃきく~(笑)
電動でない乗り物もけっこうあって、これも従業員のお兄さんが足で蹴って回してくれてるところ。

ネパールのお手伝いさん事情

ネパールの家庭では、お手伝いさんを雇う習慣があります。そこそこ余裕のある家庭で、お皿洗いや掃除、洗濯などをしてもらうお手伝いさんを雇うことが少なくないです。
このお手伝いさんを探すのがなかなか大変なのですが、主に知り合いなどからの紹介が多く、一度面接を兼ねた顔合わせをして、両方の条件が合えば「じゃあ明日から朝7時に来てね」といった感じで、さっそくスタートです。

仕事が決まるのも早いのですが、別れも早いのがこのお手伝いさんを雇う弱点。みんなすぐに辞めてしまいます。
うちにも今お手伝いさんが来ていますが、私がネパールに来てからの一年の間にすでに5人目。
一人目は田舎から住み込みで入って来た18歳ぐらいの子で、「どうぞよろしくー」と始めたのですが、二日目には田舎に帰ってしまいました。しかもその理由が「お父さんが毒を飲んだ」というもので。。。!!
正直半信半疑だったのですが、後で紹介者から聞いたところ本当だったとのこと。ちょっと、毒って!!(命に別状はなかったようですが)でもネパールでは「誰それがポイズンを飲んだらしい!」なんて話は、結構聞きます。ポイズン。

そして二人目は、既婚者で子供がいるすぐ近くに住む若い女性。
彼女もまた、一日働いて二日目には連絡の一本もなく来なくなってしまいました。近所なので、その後顔を合わせることもあるのですが、何事もなかったかのようにニコッとすらしてきます。
「やめるなら一言いえや!」と言いたい…道徳が無さすぎて。

まだまだ難航するお手伝いさんの雇用

そして三人目は50歳ぐらいのおばちゃんだったのですが、二ヶ月続きました。途中一週間ぐらい連絡もなく来なくなったので、またかと思ったらまた来て、理由を聞くと「旦那が行方不明になっていた」と。結局夫婦喧嘩のようなものから家出をしていたらしく無事見つかったのですが、揃いも揃ってみんな理由が激しすぎだから!!
そんな三人目のおばちゃんも2回目のお給料を渡した翌日からプツリと来なくなったのでした。

「やめるなら一言いえや!」(2回目)

ここらへんの感覚は、理解に苦しみます。
ちゃんと辞めると一言いってくれればそれでいいのですが。
4人目はまたおばちゃんで、面接の後「じゃあ15日から来ます」と言って来なかったです。やめるなら一言いえや!すら言えなかったです。
それで今来てくれてるのが、5歳になる子供が一人いるアルティさん。まだ始めて20日ぐらいかな?彼女は続けてくれるといいのですが。。。。

ネパールのご近所付き合い事情!

こっちのご近所さん付き合いは一言で、すごくオープンで緊密です。
朝屋上に洗濯を干しに行けば、前の家に住む人や、隣の家の人たちとだいたい顔を合わせます。ボサボサ髪にノーメイクで「Good morning!」「ナマステー」と爽やかに挨拶を交わします。いいですね。

日本の家のように玄関が閉まった状態でなく、基本的に家がオープン(玄関のドアがだいたい開いている)なので、朝の7時頃から夕方までいろんな人が半自由に出入りします。
つい最近も朝6時半ごろベッドでごろっと寝ていたら、「牛乳でーす」と言って、牛乳屋のおじさんが部屋に持って来ようとしました(笑)。さすがに「ちょ、あの、キッチンに持っていってくださーい」って言いましたが。毎朝自転車で牛乳配達してくれるおじさんです。緊密でしょ(笑)?

あと夫が3歳の時からの親友が、今でも隣の家に住んでいるのですが、その家とは2~3日に一回の割合で、何かしら作ったおかずなどのおすそ分けをし合います。

しかも窓の格子の隙間からお皿を渡すという技で。
親友ラジュが作ったサラダはめちゃウマです!

お互いに用事があって呼ぶ時は、直接その窓から「ラジュ~!!」「サンジェ~!!」と、大きな声で呼びます。そして、おかずを受け取ったお皿を返す時は、だいたいこちらも何かを盛って「ありがとう」と返します。
いいですよね。あったかくて。
人々が、まさに支え合って生きています。

ネパールは「他人行儀」という言葉が似合わない、そんな国です。

今日のプリティガール
アスナさん13歳

それではみなさん、また次回会いましょう!

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