青い鼻のピアニストH ZETT Mが贈る子供向けの音楽番組「CLUB BRICK & GLORY」!

天才ピアニスト“H ZETT M (エイチ・ゼット・エム)” と映像作家“UGICHIN (ウギチン)” の2人が贈る自由でちょっとヘンテコな子どものための音楽番組「CLUB BRICK & GLORY」が8月19日よりスタート!その制作現場レポートとインタビュー記事をお届けします!

まずは、完成したばかりのCLUB BRICK & GLORY 第0話(パイロット版)をご覧ください。

子ども音楽番組「CLUB BRICK&GLORY Vol.0 」がついに公開!!! – YouTube

今回の第6弾では番組がシリーズ化され8月から12月にわたってYoutubeで公開されていきます。
その最初の番組がご覧になった第0話で、毎回番組を見るたびに、子供たちが何か新しい発見と体験ができる内容になっています。

このBRICK & GLORYというプロジェクトは、天才ピアニストH ZETT Mと映像作家UGICHINにより、ピアノと映像で世界の子どもたちに音楽の楽しさを伝えるという趣旨のもと、2012年に始まりました。
その名を編集部が知ることになったのは、恥ずかしながらつい最近のこと。

ひょんなことから、BRICK&GLORYの第5弾プロジェクト「フラッシュモブ・サプライズ演奏会」の動画を目にしたことがきっかけでした。

【BRICK & GLORY】Project Vol.5: フラッシュモブ・サプライズ演奏会 – YouTube

H ZETT Mさん率いるH ZETTRIOの演奏もさることながら、映像から「音楽を共有している楽しさ」がヒシヒシと伝わってきます。子どもの楽器隊含め、参加できた方々が本当に羨ましい!

今回jiik編集部は、BRICK&GLORYの第6弾目となるプロジェクト「CLUB BRICK&GLORY」の制作現場を取材するとともに、映像作家のUGICHINさんと、クラウンドファンディング担当・出川さんから、プロジェクトについての貴重なお話しを伺ってきました。

CLUB BRICK&GLORY 撮影現場レポート!

場所は六本木ヒルズ内にある「YouTube Space Tokyo」という撮影スタジオ。

我々が案内していただいたスタジオでは、H ZETT Mさんの演奏コーナーが着々と撮影されていました。

ときに軽快に、ときにしっとり。
激しい曲調でもスローな曲調でも、魔法のように鍵盤を叩くH ZETT Mさんの演奏に、取材陣は圧倒されます。
子供インタビュアーとして現場に同伴したリウくん(10歳)も

「指が5本に見えない…」

と言葉をなくして、演奏に見入っています。

監督のUGICHINさんは、Hi-STANDARDやKEMURIなどの有名ロックバンドから、スピッツや安室奈美恵などの名だたるアーティストまで、幅広いジャンルのPVを作ってきた監督さんです。

今回撮影される番組には、H ZETT Mさんの演奏、子どもたちが思わず踊り出してしまうようなコーナー、ことわざを英語で勉強するコーナーなどに加えて、第1話からはH ZETT Mさんの枠にはまらない愉快なレッスンも入るなど盛り沢山な楽しい音楽番組になっていきます。
取材当日の撮影分は、これから映像編集をして、9月から順次YouTubeで配信されるとのことなので、子供たちには番組から新しい発見や体験をしてもらいたいです。

この日の撮影に参加した子どもたちも、とっても楽しそう!


撮影の後半に待っているH ZETT Mさんとの共演に向け、振付の先生と一生懸命ダンスを練習しつつも、スタジオの中を走りまわるなどして、緊張はないようでした。

H ZETT Mと子供たちの共演スタート!

H ZETT Mのピアノに合わせて、子供たちが踊るシーンの撮影が始まりました。
子供たちの元気な演技に、現場にいる大人たちも笑顔になります。

「あれ?さっきみたいに、もっと元気で大きな声がでるだろうー!」
「よし!もう一回やってみようか!」

UGICHINさんからの柔らかな指示に従って、明るい雰囲気の中、撮影が進んでいきます。

練習した振り付けで楽しくダンス!

長時間に渡った撮影でしたが、子供たちもへこたれることなく、H ZETT Mさんの生演奏でダンスをする楽しさを全身で表している姿が印象的でした。
現場の雰囲気からは、「音楽は理屈抜きで楽しいものなんだ」というシンプルでストレートなメッセージを感じとることができましたし、この動画が世界中のたくさんの子供たちに届き、楽しむ姿を想像すると、心がじんわり温まりました。

子供インタビュアーのリウくんも、憧れのH ZETT Mさんと対面!
ピアノを習っているリウくんは、握手した手を洗わない宣言をしていました(笑)

今回の第6弾プロジェクト、そしてBRICK & GLORYの立ち上げから今後の展開について、UGICHINさん(映像作家)、出川さん(クラウドファンディング担当)のお二方にお話しを伺ってきました。

jiikインタビュー:世界中の子供たちの音楽の楽しさを伝えるBRICK & GLORYプロジェクト

映像作家:UGICHINさん(写真左)
クラウドファンディング担当:出川光さん(写真右)

編集部:BRICK & GLORYが始まったきっかけを教えていただけますか?

UGICHIN:僕にも子供がいるんですが、ずっと前から音楽と映像で何か子どもたち向けにオモシロい番組を作れないかなあと考えていたんですねよ。
それで番組企画の資料を作って、いろんな人たちに話に行ってたんですよ。

でも、なかなか話が纏まらなかったですけど、ワールドアパート(音楽事務所)の浅野さん(代表取締役)に話したら、僕の企画を面白そうだねと言ってくれたんですよね。
もともと番組企画の中に、マクドナルドのドナルドのようなキャラクターを登場させることを考えていたんですね。そしたら、それがH ZETT Mにピッタリじゃんということで(笑)すぐに決まりました。
H ZETT Mくんも、もっと自由なスタイルで子どもたちに音楽の楽しさを伝えたいという思いもあったので、このBRICK & GLORYというプロジェクトを僕ら2人で始めることになったんですよ。

編集部:2012年に始まったBRICK & GLORYですが、当時よりプロジェクトの資金調達の手段としてクラウドファンディングを採用されていますが、その理由を教えてもらえますか。

UGICHIN:カッコいいことを言っちゃうと、「新しいことにチャレンジ」してみたかったんです。
このプロジェクトを始めた頃は、
本当にいろんな音楽番組に話を持って行ったんですよ。でもね、音楽業界全体の冷え込みもあって、なかなか上手くいかなかったんです。ちょうどその頃に、海外でアーティストがクラウンドファンディングを使って資金調達をしたという話を、チラホラと聞くようになったんですよ。
それなら僕らもクラウドファンディングを使って、プロジェクトをやってみよう!ということで、右も左も分からない状態のままでクラウドファンディングを始めて、支援しれくれた方へのリターン・グッズにも力を注いできましたよ。

編集部:グッズもとても可愛いですよね!

UGICHIN:そう、そこにはこだわりたいと思って、一回目は原宿のバウンティーハンターさん、それ以降もマジカルモッシュミスフィッツさんなどに協力していただきながら、かわいくてかっこいいグッズを作ってきたんですよ。

編集部:第6弾となった「CLUB BRICK & GLORY」はどんなプロジェクトでしょうか。

UGICHIN:このプロジェクトが始まった時は自分たちが面白いと思うことをやろうってことで、これまではフェスとかCDを作るとか、フラッシュモブをやるとか、参加してもらう人たちも一緒に楽しめることをやってきたんですよ。
それで前回の第5回目から1年半くらいして、改めて今回のプロジェクトの話をしていて、原点回帰というかもともとの子供たちのための音楽番組を作って、もっと多くの子供たちに音楽の楽しさを映像で届けたいと思ったんです。

5回目のフラッシュモブまでは、映像を作ることや演奏をすることに関しては一流だけど、それをどう効果的にプロモーションしていくか、という点では素人同然だったんですね。やりたいことをやっていたという集団だったんですね(笑)
それで今回から、クラウドファンディングのプロとして出川さんに新しく入ってもらったり、Youtubeスタジオのスタッフの方にも協力してもらえるプロジェクトチームを作ることができたので、チームでいろいろ話し合って、今回からは番組をシリーズにしてYoutubeで公開していくことにしたんです。

編集部:出川さんはキャンプファイヤー(クラウンドファンディング)の立ち上げから関わられたとお聞きしましたが、BRICK & GLORYのどこに可能性を感じましたか?

出川:アーティストのプロジェクトというのは、基本的に会社やマネージャーさんが方針を決める場合が多く、資金調達が目的というのも少なくないんですが、このBRICK & GLORYは、UGICHINさんとH ZETT Mさんが主体となって、子供たちのために面白いことをやろう!と進めているプロジェクトという点です。
普通のアーティスト活動と違ってニーズは少ない分野なので、支援を集めるには苦戦するだろうな、というのが正直な感想でしたが、お二人の意志が明確だったので、そこには多くの人たちから支持される可能性を感じました。

編集部:今回からプロジェクトチームに入られて、何か難しいことはありましたか。

出川:UGICHINさんは撮影現場もそうですし、プロジェクト自体を主導する役割を担われているので、普通なら私のような立場の人間の意見はスルーされてしまいがちなのですが、しっかりと聞いていただき、クラウドファンディングの運用についても、細かいところまで私の意見を採用してくれるので、本当にチームメンバーとして尊重されて、一緒にプロジェクトを進められていると思っています。

UGICHIN:それは、僕が映像以外に関しては分からないことだらけなので、ちゃんと聞かないと、どうなってしまうんだって感じですよ(笑)
僕だけじゃなくて、みんなで目的を達成しようと考えているので。

編集部:たしかに撮影の現場がとても明るくなごやかだったのが印象的でした。

UGICHIN:例えば撮影現場に一人でも楽しめていないスタッフがいたとしたら、その人も僕らと同じ気持ちに変えていかなくちゃ良い作品は出来ないと思うんですよ。
友達といる時でも同じで10人中10人が楽しめるのなら、やりたい事の手法や目的が多少変わっても僕はそれでいいと思っています。 まあ、言うのは簡単なんですけどね(笑)

子供インタビュー!

リウくん:どうしてYoutubeに動画をアップするんですか?

UGICHIN:リウくんが生まれ時には、もうYoutubeがあったよね?
僕たちが小さい頃は、テレビの他にはレンタルビデオ屋さんでビデオを借りてくるぐらいしかなくて。
自分が頑張ってやったことって、見てもらったり聞いてもらったりしたいくない?僕は映像を作ることが仕事なので、何か映像作品を作ってYoutubeにアップして、いつでも見てもらえるっていうのが、すごく嬉しいんだよね。
それにYoutubeは大人だけのものじゃないしね。
リウくんはYoutuber(ユーチューバー)になってみたい?

リウくん:…少しなりたいと思うときがあります。

UGICHIN:それなら自分が撮りたいと思うのものを撮影して、Youtubeにアップしてみたらいいよ。この前、僕らのスタジオ撮影に来たでしょ。その時、僕らがやってたことを真似して、大人たちはこうやってライトを当ててたから、自分は電球で照らしてみようとか。カメラはあんなに大きい物じゃなくて、スマホでもiPadでも何でもいいんだよ。

リウくん:昔から作るのが好きだったんですか?

UGICHIN:何かを作るのは好きだったよ。
捻くれた性格だからみんなと一緒というのが嫌で、いつも人とは違うものを作っていたけどね(笑)

編集部:どんな学生だったんですか?

UGICHIN:通っていた学校が和光学園というところで、すごく自由な校風だったんで、音楽とかスケボーとか、いろんなものに興味を持った学生時代でした。今の道に進んだのも学校の影響が大きいと思いますよ。

親は基本的に僕がやりたいといったことを尊重してくれましたが、もちろんたくさん迷惑もかけました。

あらかじめ怒られないようにガチガチに制限するよりは、子供にはいろんなことを経験させてあげたほうが良いと考えてるんですよ。僕がそうやって育てられてきたので、今の自分の育児観にもつながってます。

編集部:Youtubeをはじめ、今の子供たちはたくさんの情報に触れることができます。その中で音楽と映像というのは重要なキーワードだと思うのですが、BRICK & GLORYは今後、どのようなビジョンを持って子供たちにアプローチしていきますか?

UGICHIN:動画の再生回数とか支援額とか、そういう数字も大事なんですが、「音楽と映像で楽しいことをやり続ける」というシンプルな目的を持っています。
楽しくて正しいことを、確かなスキルをもって続けることで、多くの仲間たちが集まってくれるのかなと。
どんどん人が集まって大きくなれば、例えば音楽や映像のスクールをできるとか、その後の未来も開けていきます。
まずは僕たち自身が楽しんでこのプロジェクトで自由に楽しめる番組を作って、1人でも多くの子供たちに音楽と映像の素晴らしさと楽しさを伝える、というのが当面のビジョンですね。

今回の振り付けを担当された、ダンサーの伊藤知奈美(Co.山田うん)さんを加えて、みんなで写真撮影!

>プロフィール

UGICHIN

日本の映像作家、ミュージックビデオディレクター、演出家。1992年にSPACE SHOWER TVに入社、番組「PUNK ROCK TV」をスタートさせる。1995年にHi-STANDARD「GROWING UP」のミュージックビデオを監督。以後、数多くのミュージックビデオ、ライブ映像、音楽番組を手がける。
現在は株式会社FOOLISH GLORY STUDIO代表。

出川光

1987年生まれ東京都出身。小中高と横浜雙葉学園に通い、2010年に武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業。新卒で株式会社リクルートコミュニケーションズに入社。営業、ディレクターを経て2011年クラウドファンディングサイトCAMPFIREの立ち上げメンバーとして入社し、4年間チーフキュレーターを務め2015年退職。
フリーのクラウドファンディングコンサルタントとカメラマンとして活動したのち、株式会社モーフィングに入社。クラウドファンディングやカメラマンをライフワークにしながら美大卒業生むけメディアPARTNERの運営などを行っている。

青い鼻のピアニスト“H ZETT M (エイチ・ゼット・エム)” と映像作家“UGICHIN (ウギチン)” の2人が贈る自由でちょっとヘンテコな子どものための音楽番組「CLUB BRICK & GLORY」が開校!
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