子どもたち!野球は楽しいぞ!「ソフトバンクグループ野球教室 in 東京 2015」取材レポート

2015年12月6日、明治神宮外苑・室内球技場にて開催された「ソフトバンクグループ野球教室 in 東京 2015」を、jiik編集部が取材してきました!

野球の楽しさを体験しよう!

この野球教室は、福岡ソフトバンクホークスが野球振興と次世代育成を目的に地元九州で開催している野球教室を、ソフトバンクグループのCSR活動として、関東の小学生を対象に開催されたものです。
東京開催は今回で8回目となりました。

開始時間前にはすでに多くの親子の姿が。
ユニフォームを着た野球少年以外にも、はじめての野球に目を輝かせている子や、ピンク色のグローブを持った女の子まで。
今回の野球教室は、福岡ソフトバンクホークスの現役選手と一緒に野球の楽しさを体験できるイベントということで、その趣旨通り、経験を問わず多くの小学生が集まっていました。

球団マスコットのハック&ホックも駆けつけ、司会の方と絶妙な掛け合いを見せてくれます。
そしていよいよ、福岡ソフトバンクホークスの現役選手が登場!
今回の野球教室に参加する選手は、

笑顔が素敵!吉村裕基選手!

またまた笑顔が素敵 !武田翔太選手。

両選手の登場に、子どもたちの表情がよりいっそう明るくなります。
今日はみんなで楽しもう!という二選手のメッセージのもと、みんなで準備体操に移りました。

楽しく野球をできるプログラム

大野 隆治さんによる準備体操。

声を出していこー!
コーチの動きについてこい!

大野さんの勢いのある動きに、子どもたちも観覧している父母たちも大笑い。
緊張していた表情も、どこか柔らかくなってきたようです。

このあとは、小学1年生〜3年生の低学年、4年生〜6年生の高学年に別れて、それぞれプログラムに移行。

キャッチボールから始まり、バッティング練習、ノックといった基本練習から、ストラックアウトやスピードガンチャレンジといった楽しい企画まで、子どもたちが楽しく野球ができるよう、プログラムがしっかり考えられているという印象を受けました。

キャッチボールを、両選手が一人一人丁寧に指導します。

グローブは下から上に使うという捕球の基本を、武田選手がお手本を見せながら教えてくれます。

体が開いてフォームが崩れてきたら、常にセンター返しを心がけてバッティングフォームをリセットする!
吉村選手がお手本で見せた打球に、子どもたちも満面の笑顔です。

真剣に指導する両選手からは、この練習会に対する真摯な姿勢が伝わってきました。

プロ選手の指導に、子どもたちも全力で応えます!

スピードガンで自分の球速を計測!
みんな真剣!

ストラックアウトについては、慎重な子と大胆な子がはっきりわかれて、面白い結果になりましたね。

普段から野球をしている子どもたちは、プロ野球選手の指導からより多くのことを吸収しようと貪欲に。
また初めて野球をした子どもたちは、野球というスポーツの面白さに触れて一生懸命に。
野球教室のプログラム全般を通じて、1時間半の野球教室を全力で楽しんでいました。

練習プログラム終了後には、二選手のサイン入りユニフォームを賭けて、子供たちでジャンケン大会!
野球に負けず白熱した勝負が繰り広げられ、たいへん盛り上がりました。

また今回の取材では、
福岡ソフトバンクホークス株式会社および、ソフトバンクグループさまのご配慮をいただき、吉村裕基選手、武田翔太選手の二選手にインタビューを頂くことができました。

ソフトバンクホークス選手インタビュー

吉村裕基選手インタビュー

本日の野球教室に、どのような思いで参加されましたか?

できる限り一人一人の子どもと会話をして、プロ野球選手との触れ合いが良い思い出として残ってもらえるよう、技術面よりも、子どもたちが楽しい体験ができたら嬉しいという気持ちで接しました。
子どもたちも、今日はじめて会った子とキャッチボールをする、バットを渡す、そういったコミュニケーションをとりながら、次第に緊張がほぐれて笑顔になっていく、そういった体験も重要だと思います。

子どもに野球をさせている家庭の親子関係について、ご意見を聞かせていただけますか?

僕の家族は、僕以外みんな身長が低いんですよね。僕だけなんかホームステイに来た外国の子どもみたいで(笑)
そんな僕に一生懸命働いたお金で野球をさせてくれたので、これからも恩返しをしていきたいというのは、常に考えています。
野球のグローブは高いじゃないですか。
親が苦しいなかでグローブを買ってくれたというのは、子どもの頃にはなかなかわからないことかもしれませんが、まずは道具を大事にする気持ちをもって、野球に励んでもらいたいです。
そしてお父さんの背中だったり、お母さんの優しさだったりを常に忘れないでいてください。

武田翔太選手インタビュー

武田選手は何歳から野球を始められましたか?

小学生の頃はバレーボールとかサッカーとかバスケットボールとか、いろんなスポーツを並行してやっていましたね。
それがなぜだか中学に入って野球を始めることになって。

え?!野球は中学校からなんですか?

ソフトボールは少しだけやっていたんですけど、ほとんどバレーボールを優先していたので。
野球は中学校から本格的に始めました。カーブもそうですし、投球フォームはバレーボールの影響を受けていますね。

子どもたちの野球離れが進んでいることについて、どのように思いますか?

公園で気軽にキャッチボールができなくなったり、他に楽しいことも増えて、野球をやる機会は確かに少なくなっていますよね。
ただ、個人的にはスポーツに限らず、子どもたちが打ち込めるものがあれば、それを一生懸命やればいいと思っています。
またいろんなスポーツを経験することは、最終的に野球にたどりついた場合にもプラスになると思います。
強制されてやるよりも、楽しいことを見つける方が、ずっと大事だと感じます。

※インタビュアー:jiik編集部

ソフトバンクグループのCSR活動

今回の野球教室は、ソフトバンクグループのCSR活動の一つとして開催されました。
その多岐にわたる活動の一つとして「魔法のプロジェクト」という障がい児支援の取り組みを実施しています。

東京大学先端科学技術研究センターとソフトバンクグループは、携帯電話・スマートフォン等の情報端末の活用が障害を持つ子どもたちの生活や学習支援に役立つことを目指し2009年6月から「魔法のプロジェクト」をスタートしました。

CSR企画部の齋藤剛さんは言います。

「iPadやiPhoneなどのツールを活用することで、障がいのある子どもたちが、自身の意思を伝えることができる」

特に発達障がいについてはまだ理解が進んでいない家庭が多く、単純に「できない子ども」と判断されてしまうケースも少なくありません
齋藤さんはさらに、

「目が悪い子がメガネをかけて受験できるように、障がいのある子がICTによるサポートを活用して受験できるようになれば。障がいのある子どもたちの社会進出を強くバックアップしていきたい」

と、将来的なビジョンを語ってくれました。

子どもたちが不条理に悲しむことなく、楽しんで成長できる。
今回の野球教室も「楽しむこと」が最大のテーマだったように、子どもたちが笑って暮らせる社会を作るために、大人たちにできることは何かということを、改めて考えさせてくれる、貴重な取材となりました。

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