夏は虫刺されに注意!『ブヨ』との戦い・対策対処の完全ドキュメンタリー

夏休みをひかえアウトドアのお出かけ予定を組み始めたご家庭も多いと思います。アウトドアに虫刺されはつきもの。身を持ってブヨの危険さを味わった私が、世のパパさんたちを代表してブヨの対策対処をレポートいたします。

昔大学で一緒に学んだ友人が、

「ミミズだってオケラだってみんな友達と教わってきたけど、幼稚園のときから蚊だけは友達じゃないと気づいていた」

という名言を残しています。
なぜこんなことを書くかというと、
私つい先日、家族で遊びに行った湯河原の地で虫に噛まれ、甚大な被害を被りました。
あまりにも痛い思い出となったので、備忘録も兼ねてレポートさせていただきます。ちなみに時系列で書いておりますので、前半部分はほぼ僕の日記です。

被害当日

5月末に湯河原で「湯かけまつり」が行われるということで、子供たちを連れて実家のある湯河原に行ってきました。
上の写真は、とある別荘で家族でBBQをしている場面です。私の親の写真なので特に隠す必要もないのですが、ネットのリテラシーには気を使っていますよアピールということで★マークをつけますね。

油断していたわけではありません。
屋外でのBBQといえども三方向に蚊取り線香を配置し、その魔法陣の中に居座り、左目で肉を見ながら、右目はいつでも蚊を捉えられるように準備していました。
しかし蚊の方も種保存に必死なのか、無念ではありますが、やはり数カ所刺されてしまったのです。

かゆさを感じた瞬間は、

「この蚊取り線香の煙をかいくぐられたかー!」

ぐらいに思っていたのですが、刺された足を見てみると、かなりの量の血がスーっと流れているではないですか。
よく見るまで気づきませんでしたが、右足だけで既に7箇所刺されていました。7箇所全て腫れの中心の穴から血が滴っていて、刺された箇所を指でグーっとつまむと、血と一緒に透明な液体も出てきました。
屋外に虫はつきものですが、ここまでされてしまうとギブアップ。幸い子どもたちに被害がなかったので、BBQを切り上げて室内に入り、キンカンを惜しみなく塗り塗りしてから、ひと眠りしました。

…蚊じゃないっぽいんですけど…

1時間ぐらいまどろんだでしょうか。
右手に尋常じゃない痛みを感じて、たまらず起きました。右手を確認してみると薬指が刺されて赤く腫れ上がっています。足だけではなく手の指まで刺されていたようです。

これ…蚊じゃねえじゃん…

というのもですね。
BBQの片付けをしている際に、小さい虫が僕の薬指にとまったんです。見慣れない虫だったので、これはなんていう虫なのかなーと観察して。
あのゼブラ柄の忌々しい蚊のフォルムだけを警戒していたので、その小さな虫は特に気にも留めていなかったのですが、右手と両足に尋常ならぬ痛みを感じた今、あらためてスマホで調べてみるとそいつの正体は、

ブヨでした!!

くそっ!一ヶ月経った今でも、写真を見たらあの忌々しい記憶と怒りがこみ上げてくる!
自分で自分が許せない!
目の前で呑気にブヨに吸血を許すなんて!
足を刺したのも全部ブヨの仕業だったわけです。
僕は再度キンカンを塗りたくり、激しい痒みをどうにか堪えてその日を乗り切ることにしました。

こんな楽しそうな祭り(湯河原湯かけまつり)も、ブヨのせいでまったく楽しめませんでした。。。

東京に戻る車内でも痛みは増すばかりでしたが、幸い長時間の移動で体力を消耗していたため、家に戻って風呂に入ったらすぐに眠れたことがせめてもの救いでした。

被害翌日

セットした目覚ましが鳴る前に右手の痛みで起きた僕は、その原因が昨日のブヨのせいだということを思い出し、また憂鬱になります。
打撲をしたかのような痛み。
さらに昨日にも増して拳が腫れ上がっています。まるでボクシンググローブのよう。
寝ながら無意識に掻きむしってしまったのか、足にあいた7つの穴には血が滲んでいて、シンに指で7つの穴を突かれたケンシロウの気持ちが、今ならわかる気がします。

腫れ&充血!しかも超絶に痛い!

あんなにふくらはぎと足首のメリハリが美しかった僕の足が、見る影もありません!
※スネ毛が薄いのは遺伝です。
なんとなくですが、噛まれた箇所より下にある部分に毒素が溜まって、腫れる印象があります。

この日は親族で横浜に外出する予定があり、みんなでみなとみらいのコスモワールドで楽しく遊んでいる間、ついに僕の身体に限界が来ました。
歩くたびに足が破裂しそうに痛みます。
いくら鋼の精神力を宿す僕をもってしても、その痛みに耐えることはできませんでした。大至急スマホで近くの薬局を探し、ブヨによる虫刺されに効く薬を検索しました。

結論から言うと、普通の虫刺され用の薬だと弱くて効かないので、ステロイド含有量の多いムヒアルファEXってのが効くよ、ってブヨ被害者のパイセンたちが教えてくれました。普段仕事ではあまり感じませんが、ほんとネット社会って便利ですよね。

ムヒアルファを求めて、みなとみらいを歩く

行き交うカップルたちの合間を、
足をひきずりながら歩く僕。
骨折でも打撲でもなく、虫刺され。
僕の中で同情してもらえない痛みナンバーワンは長年「靴ずれ」でしたが、虫刺され(ブヨ)の登場によりランキングが変動しそうです。

ムヒアルファEXと観覧車。
Instagramに説明なしで載せたら、どれぐらいいいね付きますかね。この意味不明な組み合わせ。
横浜の街行くカップルなどには気にもとめず、路上で塗りたくってやりました。

ブヨのスペック

ブヨの吸血

ブヨは蚊のようにストローを刺すのではなく、皮膚を噛みちぎります。
つまりですね、皮膚が一部分なくなるわけです。
人体はその皮膚を再生しようとカサブタを作るんですが、それが痒みを長引かせるんですね。そしてそれを掻いているうちに皮膚は硬く盛り上がり、結節性痒疹という症状を引き起こします。
こうなってしまうと、なかなか痒みと痛みが治りません。被害にあった場合は、極力掻かない方がいいってことですね。

ブヨが出現するシチュエーション

ブヨは水がきれいな地域に生息します。
どおりで都会ではあまり見かけないはずです。
また日光が嫌いで、涼しい日や夕暮れ時に活発に動くようになるそうです。そういえば僕らがBBQをした日も、途中から太陽が隠れて、むしろ肌寒いぐらいな気候でした。
くそっ!完全にブヨシチュエーションだったとは!

蚊取り線香は全く効かない

蚊取り線香は全く効かないそうです。
揮発したピレスロイドは、ブヨにとっては痛くも痒くもないとのこと。
僕の三方向に配置した蚊取り線香魔法陣は全く効き目がなかったってことです。

経過

ムヒアルファEXを小まめに塗り続けて、およそ3日後に完全に腫れは引きました。ただし痒みはしばらく残ったかな。噛まれ後に関しては1ヶ月経った今でも消えていません。
迫る子供の夏休み、アウトドアに出かける予定もありますが、正直もう二度とブヨの被害に遭うのはゴメンなので、きっちり対策を考えなければ。
ということで、次項では僕なりの「ブヨ対策・対処」をまとめてみたいと思います!

ブヨ対策・対処を考える

黒色をさけて露出少なめの服装で!

よく蚊や蜂が黒い色に集まるという話を聞きますが、ブヨにもその習性があるそうです。
ちなみに僕が噛まれた時も、ばっちりお気に入りの黒いノースフェイスのTシャツを着ていました。
なぜ黒色に寄ってくるかということについては、虫が見えている世界が白黒だとか、黒が太陽熱を吸収して温度が上昇しているからだとか諸説あるそうですが、とにかく黒色は避けた方が無難です。

また服装でもっとも大事なことが「肌を露出しない」ということです。
ブヨは皮膚を噛みちぎるという吸血方法なので、衣類で肌を覆うことで効果が期待できます。
夏場は当然暑いので、半袖に半ズボンといった服装になりがちですが、できる限り肌を隠しましょう。
子供たちが嫌がっても、薄手のレギンスや靴下を履かせ、なるべくサンダルも履かせない。もちろん水遊びなどでの不便もありますが、そこは虫刺されの被害と比較しながら決定してください。
これだけで随分被害を抑えることができると思います。
ちなみに僕が噛まれた時は、短パンにビーチサンダルという下半身むき出しの無謀なスタイルでした。

子供用の服は現在作られていないみたいですが、パパママには「防虫素材スコーロン®」の服も検討の余地がありますね。

蚊やマダニを防ぐ涼感ウェア『虫よけ+UVカット+吸汗速乾』のFoxfireスコーロン素材の説明ページです

防虫はエアーサロンパス!

蚊取り線香が全く効かないというのは先ほど話しましたが、ブヨはハッカの成分を嫌うようです。
ハッカ油とエタノールと水を混ぜた、オリジナルのハッカスプレーを持参する人たちもいて、かなりの効果があるそうですが、面倒くさがりの私にはハッカスプレーを常備して携帯できる自信がありません。
それに旅行先で急遽BBQなんてことになったら、いきなりハッカスプレーを用意するのは現実的ではないですよね。
ということで、代用品のエアーサロンパスが効果を発揮してくれます。ブヨはエアーサロンパスに入っているメントールとサリチル酸メチルの成分を嫌うそうなんです。

筋肉痛、筋肉疲労などにすぐれた効果を発揮するスプレー式鎮痛消炎剤「エアー®サロンパス®」のサイトです。

アウトドアで怪我することも十分あり得ることなので、その場合にも活躍してくれそうです。
偉そうに紹介してますが、僕もまだ虫除けの効果は体験していないので、この夏のお出かけ時には常時携帯したいと思います!

蚊にはエアーサロンパスは効かないそうなので、蚊取り線香魔法陣+エアーサロンパスの二段構えで虫刺されを予防しましょう!(エアーサロンパスを吹くときは、食事の場所は避けるのがマナーだYo!)

噛まれたらすぐに温め&つまみ!

それでもブヨはこちらの防備をかいくぐってきます。なんてったって奴らも生存するために必死です。
ブヨに噛まれた直後は、ブヨが注入する麻酔成分のせいで痒みに気づきにくく、発見が遅れます。基本的に風に流されることを嫌うブヨは、低い位置を飛んでいることが多いので、足は小まめに確認しましょう。

そして万が一噛まれた箇所を発見した場合は、
まず熱めのお湯で流し続ける!
シャワーがベストです。普段浴びている温度よりやや高めの温度(43℃ぐらい)で、30分ほど流し続けましょう。ブヨの酵素毒は熱に弱く、温め続けると中和される性質を持っています。
ただしこれは噛まれた直後のみの処置。毒が回りきってしまうと、温めると痒みや痛みが増します。

ブヨに噛まれた直後に、注入された毒素をつまみ出すことも大きな効果があります。
最近ではポイズンリムーバーなるアイテムが1,000円前後で手に入るので、携帯していると役に立ちます。
ただまあ個人的には指でつまむ原始的な方法でもいいかな、とは思います。
僕も一箇所は早めに気づいて指でつまんでしぼったんですが、血と一緒に透明な液体が出てきました。その箇所に関しては、他の噛まれた箇所より痒みも少なく、治りも早かったような気がします。

注意点としては、汚れた手では行わないということと、絶対口に含んだりしないことです。
子供が噛まれたからといってよくテレビで見るような、毒を吸ってペッ!みたいなことはやめてください。危険なだけです。

とにかく早期発見が鍵ということですね!

薬はムヒアルファEXが効く

これは僕の実体験もあってか、ムヒアルファEXをオススメします。
これを塗った後の安心感は未だに忘れません。
最初のうちは気になって二時間に一回ぐらい塗っちゃってましたが、ステロイド成分も含んでいるので、そこはご自身の肌と相談しながら塗布してください。

噛まれた翌日の夜に初めて塗りましたが、その次の日には腫れが治まってきて、最終的に被害3日後には腫れは引きました。痒みはその後もしばらく続いたので、一日一回気づいたときに塗る感じです。

毒虫たちによるがまんできないかゆみに。ムヒアルファEXをご紹介します。効き目にこだわった処方でかゆみにすばやくしっかり効きます。虫さされ,虫よけ,かゆみ止めなどの薬を製造、販売する池田模範堂のオフィシャルサイト。

ブヨとの戦い・まとめ

痒みが治まった今となっては、笑いながらレポートを書けますが、当時は本当に苦痛でした。
痒みと痛みもそうなんですが、やっぱり集中力を欠いてしまうので、仕事にも生活にも支障が出てしまいます。
痛みを圧して出場した草野球の試合でも3打数無安打。完全にブヨのせいです。僕の技術のせいじゃありません。
なにより「虫刺され」という世間の印象と、負ってるダメージの量にギャップがあって辛いです。
横浜で足を引きずっている僕を見た妻の、

「なんだよこいつの大げさな痛がりかたは」

という冷めた目は今でも忘れません。
夏休みにアウトドアに出かけるご家庭も多いと思います。
子供たちもパパママたちも、ブヨ対策は抜かりなく!

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